インスタントラーメンと食文化

2019年3月19日

インスタントラーメンが新発売され大きな話題になった頃
私は幼稚園でしたが家族で試食のように食べたこと
初めて食べた時の味の印象などよく覚えています。

その後の食文化にどんな影響を与えたか見てみたいと思います。

時代
昭和33年(1958)に登場したインスタントラーメンですが
大ヒットした背景には、
・日本人が好んだ中華そば
・手早く食べられるもの
・間食を取り入れる習慣
があり、折から出現しはじめたスーパーマーケットに適した商品だったことも一因だとされています。

即席食のルーツ 日本には昔から
・糒(ほしい)古くから備蓄用や携帯食だった。
 米を蒸して乾燥させたもので水や湯に浸したり、そのままで食べた。
・焼米 新米を籾のまま炒って殻を取り、そのままで、また湯に浸して食べる。
 いりごめ。
などの非常時の主食となるものがありました。

即席食といえば、葛湯や懐中汁粉(お湯を注ぐとしるこになる)は現在でもありますね。
お味噌も保存がきくので即席食材といえるでしょう。お湯にすぐ溶けるので具を加えてりっぱな副食です。
ほかにとろろ昆布、麩なども重宝しています。

(ちなみに、インスタントコーヒーは1901年に日本人が最初に発明したといわれています。)

インスタントラーメン以降
インスタントラーメンをきっかけに
さまざまなインスタント食品が生み出されました。
おしるこ、ココア、味噌汁、お茶づけ、吸い物、焼きそば、うどん、そば、スープ類、などの脱水、乾燥したもの、間食軽食だけにとどまらず

本格的に調理し、おかずとしてのポジションまで、世界にさきがけてつくりあげてしまいました。

レトルト食品です。
レトルトとは缶詰の殺菌に用いる高温加圧機のことだそうです。
もともとはアメリカの宇宙食の開発に研究され、缶詰の代わりに、
アルミ箔とプラスチックフィルムを三層に張り合わせたパウチフィルム(高温加熱殺菌が可能)に調理済み料理をなどを詰めて殺菌したのを
1969年に日本が初めて市販用に企業化したとのことです。

さらにまた、加熱調理済みの冷凍食品が登場し今日の食生活がさらににぎやかになりました。
今でこそ当たり前のように売り場に並んでいますが
手軽さや時間短縮でライフスタイルは激変した時代の流れでもありました。

ゆっくり昔ながらの手間・暇・愛情をかけることの大切さ、食文化を見直す動きも当然ながらあります。
両方を体験している我々だからこそ、うまく使い分けて今後もより良い食生活を充実させていかないといけませんね。