ゴボウで腸内環境を整える

ゴボウなど根菜は保存もできるので重宝します。
ごま和えのたたきゴボウや、梅干しを入れて煮て風味を効かせたり、筑前煮やきんぴらゴボウ、サラダにして繊維質は補っておきたいものです。

実は、このゴボウは日本人だけが食べる根菜とのことです。
ヨーロッパや中国などにその野生原種があっても日本にはなく、平安時代の初期に薬物のひとつとして大陸から伝わりました。

中国では、漢方薬の原料で、食用としての例はほとんどないようです。
難消化性多糖類の繊維素が主体なので、食べても消化せず、胃腸を通過するだけなので栄養源にはなりません。

しかし、このゴボウの繊維素
・白米や肉に比べ20~30倍もの水を吸収して膨らみ、腸管を通過する際に腸内を清掃し、お通じを良くしてくれる。

・繊維素は有益な腸内細菌を多く増殖させる場ともなるので、腸に侵入した腐敗菌や異常発酵菌の増殖を抑える

・また、そこでさまざまなビタミンを生合成し、体はそれを吸収し利用している。

・繊維素は胆汁酸の分泌を多くして、脂肪の分解やコレステロールの過剰を押さえる

など、栄養価ゼロの食品が、実は体にとって大変役立つものであることが明らかになりました。

日本ではこのように最近重要視されるようになった食物繊維を取り入れ、便秘の予防や腸内細菌のコントロールを昔からしていたことがわかります。

ゴボウもレンコンもタケノコもワラビも、ほとんどがこの繊維素を食べていることになります。
そして、なんといってもその歯ごたえ
適度な硬さによってゴリンというかバリンというか噛みしめた快感覚とともに、しみ込んだ味が広がりますね。

保存法ですが
・土付きのものを新聞紙に包み、細いほうを下に立てて1ヵ月保存可能。
・冷蔵庫でも、半分か3分の1に切って新聞紙に包み、ポリ袋に入れて立てて2ヶ月保存が可能。

調理のおさらいですがタワシかアルミホイルを丸めて泥を落とすように洗い、皮はむきません

いろんな食材とも相性がよくて、きんぴらごぼうはは作り置きできるので助かります。
地味なので忘れがちですが、とても貴重な食材、活用していきたいものです。