弁天さまに芸事上達と財運上昇を祈りましょう

最近はパワースポットとして注目を集め、神社仏閣、磐座(イワクラ・巨石)・遺跡巡りなどが人気ですね。
自然と祀られている神様についても関心が高まるのではないでしょうか。

私もかなりはまった時期があったので
あの神社、あの神様に
「呼ばれてる」。。 
というような感覚であちこち夢中になって参拝されている気持ち、よくわかります(笑)

さて、人気のある神様として弁天さんを取り上げてみます。

弁天さんといえば七福神の一員として宝船に乗り、我々にも馴染み深い紅一点の女神様ですね。
琵琶を抱えた姿から芸事の上達の神としても有名です。
日本の弁財天はまた、仏教の守護神でヒンドゥー教の川の神、サラスヴァティという女神が神道にも取り込まれ様々な日本的変容を遂げました。

本来は「弁才天」と書きますが、日本では後に財宝の神様としての性格が加わり
「才」と「財」の音が同じところから「弁財天」と表されることも多いです。
弁天とも言われ、親しまれています。

また、元来インドの河の神であるところから、平安初期から末期にかけて仏教僧が日本各地で井戸、ため池、河川の治水などに携わった際にその土地の水神や
記紀神話の代表的な海上、航海を守る神の市杵島姫命(いちきしまひめ)と神仏習合して(イチキシマヒメと弁才天が同一視されることが多く)
泉、島、港湾の入り口などに、数多く祀られ今も残っています。

厳島といえば安芸の宮島が有名ですが、日本神話に登場する
宗像(むなかた)三女神(タゴリヒメ・タギツヒメ・イチキシマヒメ)のイチキシマが転じたという説もあります。
厳島(宮島)は神に斎く(いつく=仕える)島という語源からも
古代から島そのものが神として信仰されてきたようです。

日本三大弁天とは 竹生島・宝厳寺竹生島神社 安芸の宮島・大願寺 江の島・江の島神社 ですが

関西では奈良の 天川村・天河村弁才天社 
兵庫県六甲山山頂にある大きな磐座をご神体とする六甲比命神社など
六甲山麓・周辺には弁財天を鎮守神とする寺院が多いです。

それから京都御所にも厳島神社があります、ここも池が美しいのでおススメです。

水の神、そして女神である弁才天。水はあらゆるものを清め、育て、流れを作り循環していくものです。
水辺は流れてきた汚れを集め、清められてゆく過程に位置する重要なポイントです。
水は流れが止まる、溜まってしまうと傷んでしまいます。

今の自分自身は、どこをどんなふうに流れているんだろう、と少しふり返って感じてみることも必要かもしれません。
昔から大切にこの国に根付いてきた豊かな宗教観、大切にしたいものです。