アニメ映画の黎明期「白蛇伝」~わんぱく王子の大蛇退治

2019年7月2日

2019年前半のNHK朝ドラ「なつぞら」ですが、ヒロインなつは夢に向かって進むことを決意し、北海道十勝から上京して漫画映画の制作会社に入社することができました。

基本の技術習得にも人一倍励み、アニメーターとしての資質も認められ、いよいよこれからの展開が気になります。

毎朝見ていますが、このアニメーション制作が本格的に始まったころのこととして、私にとっても興味深いです。

作中に出てきた「白蛇姫」は1958年に制作された『白蛇伝』という日本最初のカラー長編漫画映画(アニメ映画)のことですね。

残念ながら、私はこの作品を見ていません。ロマンス的な題材は私にはまだ早いと連れて行ってもらえなかったみたいです。

しかし洋画専門の上映館も近くにあり、西部劇など家族でよく見に行きました。

どこの商店街にも大抵、映画館があった時代ですからほんとうに身近な娯楽で、子どものためのアニメ映画も年々作られました。

今となれば内容はほとんど覚えていませんが、なぜかどの作品にも鮮烈に記憶に残る場面があり、子ども時代の体験もおろそかにできないものだな、と改めて思います。

1960年 西遊記

悟空が悪いことをしたら頭が締め付けられる輪っかの痛みなどリアルな実感がありました。

1961年 安寿と厨子王丸

これは東映10周年記念作品ということです。ディズニー作品しか見て来なかったので、日本の物語が取り上げられてとても新鮮でした。

とてもつらく悲しい物語で、安寿は亡くなってしまい、立派に成長した厨子王丸は老いて目の見えなくなったお母さんと感動の再会をしますが、低学年の私には安寿がかわいそうすぎて1週間ぐらい落ち込みました。

1962年 アラビアンナイト シンドバットの冒険

1963年 わんぱく王子の大蛇退治

子ども時代に古事記のストーリーが一応インプットされた訳です。これを体験できたことは幸運といえるかもしれません。

「アマノトリフネ」という神様がユニークで(だって空飛ぶ船の神様ですよ!)ずっと忘れられませんでした。

これらアニメ映画には手塚治虫石ノ森章太郎も関わり、まさにアニメという画像を動かして命を吹き込む作業が始まったんですね、すごいことです。

こうして、アニメ界はテレビに、劇場に、数々の主人公たちが生まれ活躍し、今なお愛され続けています。

そして最近、『ゴジラ キング オブ モンスターズ』も見に行きました。

中学生の時にキングギドラゴジラモスララドンが戦う『三大怪獣地球最大の作戦』を見ていたので、これも懐かしく正直ワクワクしました。

この「ラドン」を知っている人はそう多くはないでしょう。なんといっても半世紀を経て蘇ったのですから。

(この時は加山雄三の「若大将シリーズ」と2本立てで、今思えばめっちゃゼイタクでしたね。)

体験

Posted by satoko ikuta